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☆ 素晴らしい選手になって、名前をとどろかせてほしい。十代の頃の苦労がすべて生きてくることを祈る。

21歳が歩む第2の野球人生=元阪神の辻本、がむしゃらに再出発
時事通信 2010年9月17日

 かつて「驚異の15歳」と将来を嘱望された少年が海を渡り、たくましく成長した。プロ野球元阪神の辻本賢人投手(21)。

昨オフに阪神を自由契約となり、今年5月から米独立リーグ・ゴールデンベースボールリーグの「ナ・コア・イカイカ・マウイ」でプレー。

入れ替わりの激しいリーグで、中継ぎ投手としてシーズンを乗り切った。

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 中学生で単身渡米した辻本は、米カリフォルニア州の高校を休学して帰国していた2004年のドラフト会議で阪神から8巡目指名を受け、史上最年少でプロ入り。

 「野球のことも、社会人としても何も分からずにやっていた」と振り返る5年間は、けがにも泣かされ、一軍での登板はなかった。

「投球フォームがバラバラで、球速が10キロくらい遅くなり、何もかもがきつかった」。


 再スタートを切った米国では、野球の楽しさを思い出したように明るい表情が目立つ。横手投げにフォームを変えたことで、球速も140キロ台後半を計測。シーズン後半には勝ち試合のリリーフを任されるようにもなった。

「頼りにされたらうれしいし、けがなく過ごせたのは自信になった」と成長を実感する。

 プレーオフ終了後はウインターリーグで武者修行。その後はトライアウトを受けて野球ができる場を探し求める。

「日本も含め、もっと高いレベルでやりたい」。

10時間のバス移動など、過酷な環境に身を置きながらも足元を見据え、第2のチャンスを生かそうと、がむしゃらに闘っている。
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