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嬉しい! 地味な広島でしっかりと責任を果たし、実力を蓄えてきた男が、晴れやかな場での大活躍に向かって順調なスタートを切った。松坂と並ぶ本格的右腕として、大リーグファンを驚かせてほしい。

2007年オフに3530万ドル(約40億円)でドジャースに移籍した黒田博樹投手(33)が2008年2月29日、米フロリダ州キシミーで行われたオープン戦で大リーグ初マウンドに上がり、ブレーブス打線を2回1安打無失点に抑える好投で堂々のデビューを果たした。

 時折、力んでボールが抜けたりする場面こそあったが、「こっちではボールを動かして打ち取るのが基本」と、デビュー戦としては十分な21球。ジョーンズに対しては力勝負も見せ、直球は最速94マイル(約151キロ)にまで達した。

 昨年までヤンキース監督としてお馴染みだったトーリ監督も満足げな表情。「初めてのピッチングにもかかわらず、感情をうまくコントロールして投げていた。いい打者と何度か対戦したが、ツーシーム、カッター、スライダーがよかった。状況に応じてボールの速度を変えられるのがすばらしい。速球も89、92、94マイルと変えていた。非常に経験豊富なピッチャーで、ストライクをたくさんとれるという印象だ」と絶賛した。

以下、ZAKZAK記事より、試合展開。
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全米に中継された注目の初戦。1回に先頭打者に中前安打を許したが、後続を断つ落ち着いた投球で、直球は最速94マイル(約151キロ)を記録した。

 1回に先制の1点をもらったものの、ドジャーブルーのユニホームに身を包んだ黒田はさすがに緊張した様子だった。降り注ぐフロリダの太陽をまぶしそうに眉間にしわを寄せながらの第1球目。ブレーブスの若手リードオフマン、K・ジョンソンに対して、黒田は外角に91マイル(約146キロ)の直球でストライクを投げ込んで大リーグ初球を飾った。

 最も緊張する1球目を無難に投じた黒田だが、安心する間もなく快音が球場内に響き渡った。3球目の外角高めにやや浮いたスライダーを中前に弾き返された。

 「いくらオープン戦とはいえ勝負だから」。黒田はグラブを叩きながら大リーグ初マウンドの感動の余韻を断ち切るようなしぐさでセットポジションに入ると、2番エスコバーを初球のツーシームで三塁ゴロ併殺に打ち取り、窮地を脱した。

 立ち上がりはボールが高めに浮いていたが、ようやく落ち着きを取り戻し、続く通算386本塁打のメジャーを代表する強打の両打ち打者、3番チッパー・ジョーンズを左飛で退けた。

 ブレーブスの速攻を地力で食い止めた黒田は、2回は危なげない投球であっさり仕留めた。昨季30本塁打の4番テシェーラにはカウント2−3から「ツーシームで芯を外し」一塁ゴロ、5番フランコアーを三塁ゴロ、6番カッツェイを二塁ゴロと三者凡退で予定の2回を投げきった。

以下、省略
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